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英語教授法TESOLを受講はじめました | Whyを話します

さとみ
英語教授法 TESOLを受講をはじめました
さとみ
なぜTESOLを学んでいるか、何を学んでいるか紹介します

TESOLとは

TESOL(テソル・ティーソル)「Teaching English to Speakers of Other Languages」の略語で英語を母語としない方に向けての英語教授法という学問領域のことです。

学ぶ方法は2つあります。

  1. 大学院に通う
  2. オンラインプログラムを受講する

1. の方法は、大学院に1~2年通い修士号や博士号といった学位を取得すること。

2. の方法は、オンラインプログラムを受講し、修了書を取得すること。1~2ヶ月のコースから1年ほどのコースといったように幅広いプログラムがあります。現在はコロナのためオンラインしか選択肢がありませんが、実際にスクールに通う方法もあります。

運営体制が整った英会話学校ではTESOLやCELTAを修了しているかどうかを採用基準にします。英語講師として活躍している方、もしくは将来そうした職業に就きたいと考えている方であれば、TESOLを学習することで仕事のスキルを上げることができます。

なぜTESOLを受講し始めたか

私は2019年からホーチミンで日本人の社会人に英語個人レッスンを行なっています。 これまで30人の英語力向上に携わらせていただきました。 たくさんの生徒さんの成長を見てきました。

2歳の娘さんを持ちながら英会話レッスンに申し込んだ方。慣れない育児の中、ペンを持って勉強するのも久しぶり。 初めは毎日継続して宿題を提出することができませんでした。 半年後には、子供を寝かしつけたあと毎晩、英語学習をすることが習慣になりました。 そして期待を超える宿題を毎日提出してきてくれます。更なる英語力向上に向けてがんばります!と楽しそうな様子。
初めは単語でしか答えられなかった方。毎日の学習を継続した結果、3ヶ月後には正しい文法を使った文章で答えられるようになった。 外国人のお知り合いと夕食に行き今後のビジネスのための関係構築をする機会。これまでは日本人の通訳が必要だったのに、徐々に会話に入れるようになったと喜ばれていました。
会社の部長を務める方。朝会で30人のベトナム人メンバーを前に共有事項を口頭で伝える機会が毎日。 日常会話はできるが、大勢の前で話す英語に自信がなく手短にプレゼンを済ませてしまい歯痒い思いをしていた過去。 何度も何度も繰り返しプレゼンの練習をしました。仕事場でも実践。1ヶ月後には「もう完全に定型分を覚えたのでカンペを見なくてもプレゼンができるようになった!」 と自信に満ち溢れた様子。そしてまた新たな目標へと挑戦していく方。

こうした成長を続ける生徒さんの姿を見て、もっとうまくレッスンができるようになりたい。 英語を通して生徒さんの人生を輝かせる存在になりたい。 英語教授法の理論を体系的に学ぶことで効果的にレッスンができるようになれたらもっと生徒さんの成長を後押しできるはずだと思いました。

今後、現在の個人レッスンにとどまらず活動の範囲を広げていくつもりです。 グループレッスンをオンラインで行ったり、教材を制作したり。 そのためにもTESOLを学ぶことは最低限の知識だと気づきました。

何を学んでいるか

Courseraが提供するアリゾナ州立大学のオンラインプログラムです。

Arizona State University TESOL プロフェッショナル認定

  • 第二言語習得の理論
  • レッスンの設計と評価方法
  • 読み書きと文法の教授法
  • 聞く話すと発音の教授法
  • IT技術を用いたオンラインレッスン設計

具体的にどのようなことを学べるのでしょうか。この1ヶ月の中で学んだ興味深いものを紹介します。

レッスンの設計と評価方法

人が何かを学習するとき、そこには「外からの情報を受け取り、それをしっかりと記憶するまで」のプロセスがあります。 ならば、その「学習プロセスの順番にそって最適な『指導』を行い、学習の効果を最大に高めよう」という考え方があります。

9つの教授事象(教育心理学者のロバート・ガニェ博士)

  1. 学習者の注意を喚起する
  2. 学習者に目標を知らせる
  3. 前提条件を思い出させる
  4. 新しい事項を提示する
  5. 学習の指針を与える
  6. 練習の機会をつくる
  7. フィードバックを与える
  8. 学習の成果を評価する
  9. 保持と転移を高める

よくできたレッスンはこの学習プロセスに沿って設計されています。振り返ってみると小学校4年の国語の授業で「こそあど言葉」を学ぶ時に、先生がこのプロセスを使っていました。

1. 学習者の注意を喚起する

先生「みんな、校庭を見てみよう。何か面白いもの見える?」

生徒「あそこに何か落ちてる!」

生徒「どこどこ?」

生徒「あれだよ、なんか黄色い色の!」

生徒「ほんとだー!なんだろう、あれ」

2. 学習者に目標を知らせる

今日は「こそあど言葉」を学習します。この授業を終えると正しく「これ・それ・あれ・どれ」を使えるようになります。

3. 前提条件を思い出させる

前回の授業で何を習ったか覚えてる?物の形について習ったね。この形の名前は何?校庭に落ちているものを説明する時に形の名前が使えるよね。今日の授業でも使っていこうね。

4. 新しい事項を提示する

「こそあど言葉」について説明するよ。さっき授業の初めに〇〇くんが「あそこに何か落ちてる」って言ってたね。●●さんが「どこどこ?」って言ってたね。これ「あそこ」や「どこ」って「こそあど言葉」って言うんだよ。説明が続く・・・

5. 学習の指針を与える

次に先生が作った例を見せるよ。

6. 練習の機会をつくる

班になって教室の中で何が見えるか話し合ってみよう。「こそあど言葉」を使う練習だよ。

7. フィードバックを与える

教室の中で何が見えたか教えてくれる人?ふんふん・・・自分の手が届かないくらい遠くのものを指す時は「それ」より「あれ」の方がいいよ。

8. 学習の成果を評価する

「教室にある好きなもの」をテーマに「こそあど言葉」を使って原稿を書いて提出してください。次回の授業では班のみんなに発表してください。発表を聞いた人はお友達にアドバイスしてあげてください。

9. 保持と転移を高める

前回の授業を復習しよう。「これ・それ・あれ・どれ」について学んだね。誰か例文を教えてくれる人いる?

さとみ
こんな具合に先生に言われた通りに学習を進めていくと、いつの間にか「こそあど言葉」が正しく使えるようになっているのです。(もちろん授業に参加し、宿題や発表を積極的に取り組むことが前提になります。)

まとめ

2021年8月からTESOLを学び始めました。テストを受けたり、レッスンプランを提出したり、受講者同士でレビューしたりして学習を進めています。修了まで8ヶ月。時間はかかるけど、私の生徒さんからも刺激をもらいつつ、生徒さんの将来に胸をときめかせながら、目標に向けて頑張ろうと思います。

さとみ
TESOL 英語教授法を学んだ英語講師です。社会人向けオンライン個人レッスンに興味がある方は無料体験レッスンにお申し込みください。下記の問い合わせフォームからお願いします!

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