


目次
WIDA とは
英語を母国語としない Grade 1 ~ 12 の英語力を測定するテストです。 アメリカの団体なので、アメリカ国内の英語が第二言語の生徒や米系インターナショナルスクールで取り入れられています。
WIDA (World-Class Instructional Design and Assessment) の略です。
サイトはこちらから確認できます。
スピーキング(話す)、リスニング(聞く)、リーディング(読む)、ライティング(書く)の4つのテストで成り立ちます。
1~6段階評価でスコアが出る
1(低)→ 6(高)でスコアがでます。
詳しくはPDFをダウンロードすると全体像が理解できます
読み書きのスキルが重視される
採点の比重は下記のようになっています。読み書きを鍛えておいた方がスコアが取りやすいことが分かります。
学校での勉強は、読み書きが本当に重要なので、テストでも重視されるということですね。
- リーディング(読む)35%
- ライティング(書く)35%
- スピーキング(話す)15%
- リスニング(聞く)15%
どのインターで必要か
以下のホーチミン市内のインターの入学試験で取り入れられています。
入学試験だけでなく、定期テストとして語学力評価のためにWIDAを用いる学校もあります。
G6 から入学難易度がUP
ホーチミンのインター ISHCMCの場合 Grade 6でスコア3が必要
私の生徒の体験談ですと、
G5の生徒はISHCMCに入学するために、英語力は不足していたはずですが、WIDAテストに合格し、入学。ESLクラスに入りました。
G7の生徒はISHCMCに入学するために、最低でもスコア3が条件です。結果は不合格。
アメリカの学年制度はG6から中学生 G6から入学難易度UP
アメリカの学年制度は下記のように分けられていることから、Middle School (中学校1年)= Grade 6 を境に入学の難易度を上げているかもしれません。
- Grade 1 -5 - Elementary School (小学校)
- Grade 6 - 8 - Middle School (中学校)
- Grade 9 - 12 - High School (高校)
スコア3は英検準1級レベル
WIDAテストを教えた経験から、日本の小学校を卒業レベルでスコア3を取得するのは、かなり難しいです。 あえて英検で例えるなら準1級は必要ではないでしょうか。
インターの選択肢は他にも
私の生徒さん(G7)は、ISHCMCに入学できなかったので、こちらの学校を提案されました。こちらも入学試験が必要ですが、比較的に英語レベルに寛容です。
試験の対策方法(Grade 7向け)
サンプルテストを活用
試験のサンプルが公式サイトで公開されていますので、こちらを使用して練習しました。

Access for ELLs Paper を選びました
Grade 1 から時間をかけて取り組んでいきました。
Grade 1 ~ 5 までは簡単で、Grade 6 -8 レベルからやはり突然難しくなってきます。
アカデミックな専門用語が出てくるので、自前の単語リストを作成し、覚えてきてもらい、単語テストをしました。
単語テストの仕方は、単語を書けるようになるだけではなく、例文が作れて初めて◎がもらえます。
単語は、見て意味がわかる状態 → 使える状態 にしてあげてください。
まとめ
生徒さんにWIDAの試験対策をした体験談をまとめました。
以上は2022年の私の体験に基づくものです。最新情報は直接学校にお問い合わせをお願します。
ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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